今週の面白そうな演劇TOP5【10/3(月)〜10/9(日)】+α
今週公演の気になる演劇をピックアップしました。
【新宿】「ティファニーで朝食と昼食を」/東京AZAЯASHI団【10/04(火)〜10/10(月)】
地球の未来は
私が救う−−−
【口コミ】
【池袋】「歌姫」/タクフェス【10/05(水)〜10/16(日)】
土佐の漁場町にひっそりと佇む映画館「オリオン座」。時代の流れには逆らえず、ついに迎えた閉館の日、小泉ひばりが東京から息子を連れて訪れる。そこで最後に上演されたのは、1960年代に作られた「歌姫」という作品であった。 それは戦後のドサクサで記憶喪失になった男と彼を愛する女性の純愛物語・・・。この映画を最後に上演する事が、先月亡くなったこの映画館の持ち主、松中鈴の遺言であったという。
この作品には一体どんな意味があるのか・・・そしてひばりがこの映画を観に来た理由は・・・。
昭和30年代の真夏の高知の田舎で繰り広げられる、
タクフェス版「ニュー・シネマ・パラダイス」!
日本中が感動の涙を流した、あの名作が再び!
東京セレソンデラックスの代表作の1つとも言える『歌姫』。
涙なくしては見られない珠玉のラブストーリーが、
今秋、新たなキャストと共に待望の上演が決定!
【口コミ】
【池袋】「Smoky Heaven」/K-FRONT+【10/05(水)〜10/10(月)】
1990年代初頭、日本
ネオン溢れる街の裏ではヤクザとマフィアの利権争いが生まれていた
親を殺害された盲目の女性
事件をきっかけに人生の歯車を狂わせた元刑事
奪われた金の行方を巡り激化する抗争 欲望と裏切りに操られた人々とそれぞれの想い
金が湧き、物が溢れた時代で闇に生きる者たちが見たモノとは
構想から10年、満を持して放つ、バイオレンスアクションドラマ
【口コミ】
【大塚】「はい、カット!」/猿芝居【10/06(木)〜10/10(月)】
映画の撮影現場で起こる騒動を描いたドタバタコメディ。
低予算の中、自主映画の撮影を開始するのだが、色々な問題が起こってしまう。 だが、どうしても映画を作りたいという理由がそこにはあった。
あの日の、あの時の、あの頃の
夏の終わりの忘れ物を取り戻しに…
【口コミ】
【高田馬場】「アイムオールウェイズバッド」/荒川チョモランマ【10月7日(金)~10日(月)】
暗闇に滲む無数の黄色とピンクの灯り、
あるいは何者にも染まる前の朝焼けの空。
今触れているものが夢か、はたまた現実か
少し前からその区別が曖昧になっていた。
"胡蝶の夢"っていう有名な中国のハナシを
高校生のときに漢文の授業で習ったけど、
どうせならそういう ふわり ひらり した
可愛い感じの夢なら よかったのに。
目を覚ましたそこは、病院の固いベッドで
私の二つしかない瞳を奪うように覗き込むのは
顔も名前もわからない、男、オトコ、おとこ。
おはよう、はじめまして、あなた誰ですか?
気まずい男たちを押し分けて血圧を測りに来た
看護師によると 「全生活史健忘」というのが
私の病名らしい。なんですかそれって聞いたら
「記憶喪失と呼ばれる症状です」って、え?
とりあえず起床30分でわかったことは、
私には関係性のよくわからない男トモダチが
たくさんいて、職業がメルヘン作家で、
自分名義の借金が900万円あるってこと。
---訪れたチープな悲劇に、妙な納得をしてしまう。
正直あんまり気は進まないけど
そうも言ってはいられないので、
とりあえずは思い出してみようと思う。
このクソみたいな人生を。
ただひとつ 言えることは、
この中に彼氏がいるなら
早く名乗り出て欲しいってこと。…あと、
だいたい いっつも、アタシが悪い。
【口コミ】
+先週より公演
【下北沢】「カランのコロン」/ふくふくや【9/28(水)〜10/09(日)】
【口コミ】
ふくふくや「カランのコロン」観劇
— 塩出純子 (@nicojunico) 2016年9月28日
ふくふくやの作品は本当に温かい。そして、どの役もとても愛らしい。
もう一回観たいなぁ。
眠気なんてぶっ飛ぶ位、あっと言う間の1時間50分。
本当に好き。
観に行って良かった〜♪
中村姉さーん!!
ありがとう♥
今日はもう一本。
— 岡村いずみ (@mie_1225) 2016年9月28日
ふくふくや『カランのコロン』at下北沢駅前劇場
濃密に舞台上から伝わってくる時代の空気感。そして美味しそうな匂い…。
女性は強い生き物だなと改めて感じさせられました。
あとはなんといっても圧巻の台詞回し…!!素晴らしかったです。10/9まで。
【赤坂】「サクラサクコロ2016」/TAIYO MAGIC FILM【10/01(土)〜10/10(月)】
ある日、母親を亡くした女の子が、僕の蕎麦屋に現れた。
その窓からは、いつも綺麗な桜の木が見えた。
でも、あの蕎麦屋は今はない。
⋯もう、思い出したくもない。 子供の為に想いをはせること、誰かを裏切ること、 子を授かること、誰かのために命をかけること、 人を許すこと、人を許さないこと。
そんなことを考えたりしなかったから、小さい頃は楽しかったのかな。
幸せだったのかな。
咲いて、散って、そして又、咲いて散る。
そして、又、サクラサクコロの物語。
【口コミ】
TAIYO MAGIC FILM 第11回公演『サクラサクコロ2016』観劇。
— key (@key0115) 2016年10月1日
親の子に対する深い愛の様々な形を、切なく儚く描いた作品だったかなと。
そんな想いも桜咲く頃に含まれてたのか…今気付いた
これから観劇する人は出てきた人物の相関図を頭の中にすぐ書いた方がわかりやすいかも
#サクラサクコロ2016 観劇記②蕎麦屋の店主とその妻、店主と親友、そして店主と母親の物語。この3つの関係プラスアルファが緻密に交錯していく。でも冒頭のシーンは蕎麦屋じゃないという先制パンチ(^0^;)うーん太陽マジックらしいぜ。→続く #サクラサクコロ
— まさぼん2号 (@masabon2nd) 2016年10月1日
【三鷹】「狂犬百景(2016)」/MU【10/01(土)〜10/10(月)】
「あたしたちのことはもうどうでもいいけど、ベロの親だったことは忘れないでよ」
イントロダクション
《ゾンビ映画に愛情とオマージュを捧げつつも一線を画すのは、「人」ではなく「犬」。
MUが三鷹市芸術文化センター・星のホールで贈る、4つの短編連作が織りなす大長編。》
2014年に原宿VACANTにて二日間の上演にも関わらず400人以上を動員し、本企画MITAKA “Next” Selectionへ選出されるきっかけとなった、劇団として記念すべき作品を一部改訂し決定版として再演!
『少年は銃を抱く』(2015年上演)で日本劇作家協会新人戯曲賞にノミネートしたハセガワアユムが脚本・演出を務め、小説家の戸梶圭太氏作曲の音楽が彩り、ままごと『わが星』出演など幅広く活躍するキリンバズウカの黒岩三佳をヒロインに迎え、MU渾身のキャストと共に贈ります。
あらすじ
——— 東京の街には狂犬が溢れている。コンビニ、製菓会社のオフィス、漫画家の豪邸、動物愛護センター、etc ...。ゾンビの如き狂犬たちに追われても、 「犬より人間のほうが優位」な無意識が産み出す、恐怖と罪と葛藤と笑い、新しい風景。
【口コミ】
初演と較べてスッキリしたが残るものはちゃんとある印象となったMU「狂犬百景」、劇場ロビーでの初日乾杯を経ての帰路である。観ながら「あれ?もう3話まで終わっちゃったよ、4話が長いんだっけ?」と思っていたら程なく終わり、しかしちゃんと130分あった不思議(笑)。
— 遅筆堂ネタふり亭じべ。 (@chihitsudo) 2016年10月1日
「狂犬百景」初日観劇。そういう切り口でくるのか!と斬新さに驚く。大人数のキャストの描き分けと演じ分けがクリアーで魅力的。人間のもつ多面性や、狂気と日常の境目の曖昧さを観た気もするし、現実に生きることのリアルさも。簡単な答えを得られないから、気になってしまう劇団なのね、MUって。
— クッキー・ママ@観劇 (@ghiekkk2) 2016年10月1日