見てきた!観劇初心者の感激【来てけつかるべき新世界/ヨーロッパ企画】
ヨーロッパ企画/来てけつかるべき新世界を観劇してきました。
ストーリー
自分の中から強烈な獣の匂いがしたので、大阪のおっさんの劇をやりたいと思いました。
大阪は近いようで遠くて、深いところを触ってみたいなと。
とりわけ「新世界」という街にはひどく憧れがありました。レトロフューチャーそのままの名前と街の感じに。
ジャンジャン横丁には将棋サロンがありましてね、近くにはゲームセンターがあって、
そこにも将棋ゲームがやっぱりあっておっさん天国だったりして。
そんな新世界を舞台にSFを夢想しました。
シンギュラリティのその先を描いた、二つの意味で今回は「新世界コメディ」です。
おっさんがドローンと戦ったり、ロボットアームに王手飛車取りを迫られたり、ホログラフィの娘と言い合いしたり、
そういう来たるべき、来くさるべき、来てけつかるべき新世界を描けたらと思います。
大阪の新世界、ドローンが日常に溶け込む近未来。
技術は発展したが、それに馴染めない人たちが繰り出すドタバタコメディ。
ヨーロッパ企画を調べていると、
私の好きな映画の一つ、「サマータイムマシンブルース」
この映画の原作を手掛けていただと...?
これは見るしかない!ということで行ってきました。
そして、今回の「来てけつかるべき新世界」ですが...
とにかく面白い!
登場人物の会話、シチュエーション、小道具、演出すべてが面白い。
常に笑わせてくれる楽しい時間。
こんな劇が好き!
登場人物の笑いシーンのバランスも良く。
全員が面白い、強いキャラクターに霞む人がいない。
これがヨーロッパ企画クオリティなのでしょうか。
強いて好きな登場人物を上げるとすると、演出も含めて「テクノ」でした。
ただ一つ残念だったが、席が遠かった...
本多劇場は、386席もある広い劇場です。
役者さんの表情がほとんど見れなかったのが残念でした。
しかし!
それを含めても、最高の劇でした。
公演もまだまだありますので、是非!
舞台演劇を始めて見る方にもオススメです。
ちなみに...帰り際に過去公演のDVDを買ったので後で見ます。
次回公演も必ず行きます。
早めに予約して、前の方の座席を取りたいですね。