【赤羽】「ブルーマウンテン号の卵と間違い探し」/intro【11/25(金)〜11/27(日)】
ストーリー
家族は気づけば旅に出ていた。故郷のダムのコンクリート壁を大量の水とともに飛び出し、
岩に挟まれた山間の急流をくだり、だるい河口で食事を取った。
そうして何もない海に出た。
ちょうど午後のお茶の時間のころ、
家族は自分たちの乗っている乗り物にブルーマウンテン号と名前をつけた。
ブルーマウンテン号は優秀だった。
どんな嵐にも沈むことはなく、どんな波でも超えてゆくことができた。
だから、家族は離れることができなかった。
離れるべき時をすっかり逃してしまった家族は、ただただ何もない海を漂っていた。
日程
11月25日(金) 19:00♡26日(土) 14:00♡ 19:00☆
27日(日) 14:00♡
♡終演後、SUN!!一人芝居「マジカルシティライツ号の卵と間違い探し」を上演いたします!
詳細は下記をご参照ください。
☆終演後、ゲストをお招きしてのアフタートークがございます!
11月26日(土)19:00
ゲスト:黒澤世莉さん(時間堂)
※変更がある場合がございますので、正確な情報は公式サイトで再度ご確認ください。
料金
前売2,500円 当日3,000円高校生以下無料(要予約、学生証提示必須)
スタッフ
作・演出: イトウワカナ劇団
2006年に脚本、演出、イトウワカナのプロデュースユニットとして活動開始。2008年、札幌の小劇場演劇祭「遊戯祭08–太宰とあそぼう–」(主催:遊戯祭実行委員会、コンカリーニョ)で「5月1日」(原作:女生徒)を上演し最優秀賞受賞。その後、2009年6月より劇団として活動開始。メンバーは脚本、演出のイトウワカナを筆頭に俳優6名と音響スタッフ1名で構成されている。平均年齢34歳。
札幌では見ないタイプの舞台表現と奇抜なポップ感覚、非日常を感じさせながらも日常的な言葉の数々を駆使し、猛スピードで繰り広げられる「詩的」とも評されるintroの演劇は、札幌内外からの関心も高い。
観客層は20~30代女性が中心。しかし最近では公演ごとにその幅を広げ、男女問わず10代、60代の観客も増え好評を得ている。
2011年は「蒸発」で札幌劇場祭Theater Go Round 2011にて演出賞を受賞。実験的ともいえる手法が高く評価され、札幌演劇界にその存在を見せつけた。
2012年は、5月にコンカリーニョで上演する新作「ことほぐ」にて東京・こまばアゴラ劇場サマーフェスティバル「汎–PAN–」への参加が決定(9月29日〜10月1日)。また、同作品でインターネットの舞台芸術フェスティバル「CoRich舞台芸術まつり!」へエントリー。応募総数110組から一次審査を突破、最終審査に進んだ。
intro外でもイトウワカナは精力的な活動を見せており、2010年はコンカリーニョプロデュース公演「歯並びのきれいな女の子」の脚本や、劇団千年王国の榮田佳子出演の一人芝居「0141≒3088」の脚本、演出を担当し、大阪・in→dependent theatreの一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」に参加。全国ツアーセレクション作品に選ばれ、2011年に は東京、大阪、札幌、沖縄で上演されるなど、活動の幅を全国に広げている。
2012年度、コンカリーニョレジデントカンパニー。
劇場
十色庵東京都北区神谷2-48-16 カミヤホワイトハウス B1
以上公式サイトより。
詳しい情報は公式サイトでご確認ください。