【浅草】追憶のタキシーダンサー/劇団ドガドガプラス【8/19〜21,8/25〜29】
ストーリー
1940年=昭和15年10月31日、日本全国からダンスホールの灯りが消えました。『国家の非常時に踊ってる場合じゃあないだろう!?』ってことなんでしょうね。 翌日の新聞見出は『今宵かぎりのステップ・ダンスホール昨夜は超満員』でして、この日から一年と少しが過ぎると私たちの国は真珠湾攻撃を敢行し運命の扉を開けるのです。
舞台は男たちの欲望が渦巻くダンスホール『滝壺』。ダンスホール最後の夜の物語。男たちを誘う壁に居並ぶタキシーダンサーたちには人には言えない秘密がありました……それでは話が先に進まないので秘密をご披露します。
タキシーダンサーたちはそもそも不良少女出身、打ち続く戦乱に飽きた彼女たちの心に宿る魂は日本古来の『トイチハイチ』=在りし日の夢『男装の麗人』を慕うレズビアンであったのです。
嗚呼、ナイチンゲールの昔から戦争はレズビアンの揺かごなのです。そんなこととはつゆ知らず、オートマチッックにチケットを吐き出す男たちこそ悲しい時代の兵士でありました。
その夜から幾星霜……たった5年を待たずして大日本帝国は落日の時を迎えるのです。激動の日々にあっても人の営みは現代に生きる私たちときっと大差はないはずです。大方、食って寝てサカって老いて、いつか死ぬ……同じアホなら、踊りゃな損々。
『追憶のタキシーダンサー……永井荷風“問わず語り”より』は戦前戦中をやり過ごした永遠の不良たちに送る『暮しの手帖』です。
劇団ドガドガプラス -22回公演 追憶のタキシーダンサー 詳細情報
料金
一般:前売り4000円/当日4500円学生:前売り3000円/当日3500円
※学生の方は、当日受付にて学生証をご提示下さい。
※ご来場日時変更の場合は、3日前までにお気軽にご連絡ください。
日程
金 | 土 | 日 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | |
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日時 | 8月19日 | 8月20日 | 8月21日 | 8月25日 | 8月26日 | 8月27日 | 8月28日 | 8月29日 |
19:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
劇団
ドガドガプラスは、2006年に旗揚げして「踊り子女優化計画」を実行中。網タイツで歌って踊って、笑って泣いて汗を流して。先人たちがつくった浅草レビューの世界観を踏み台に、演劇界に新風を巻き起こしているのです。
いまはそよ風程度ですが、これを台風にするためにも、ぜひぜひ応援のほど、よろしくお願いいたします。
スタッフ
●音楽 野島健太郎 ●ダンス振り付け MIKU、松尾耕 ●美術 唐ゼミ ●照明 Jimmy ●照明操作 株式会社FREEWAY inc. ●音響 筧良太 ●舞台監督 斉藤亮介 ●衣装 園山織衣 ●宣伝美術 アジャ(CD増田大福、AD関口悟史) ●宣伝写真 斉藤泉 ●劇場写真 伊藤勇司 ●映像制作 彩高堂「西池袋映像」 ●制作 望月克美・日笠宣子 ●製作 劇団ドガドガプラス劇場
浅草東洋館劇場〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目43−12
詳しい情報は公式サイトでご確認ください。
口コミ
【観てきた!】 追憶のタキシーダンサー: 初日、2日目と観劇。うん、ドガ見に浅草行くのが本当に楽しみになってきた。 高円寺でやった「問わず語り」とは趣が違うけどさすがこちらは本編という出来ですね。… https://t.co/7S8C2xGfKo (←全文)
— 観てきた! (@mitekita_) 2016年8月25日
先日のフジテレビ「ザ、ノンフィクション」で紹介されていた劇団ドガドガプラスの「追憶のタキシーダンサー」を観て来ました!
— 戸塚安博(とってぃ) (@y_totsuka) 2016年8月25日
今回は、何か今までの感じと違って少し暗い話しに感じました。
その分、本がしっかりしており楽しめました。でもダンス、歌ありでエンターテイメントも楽しめますよ。
今日はこちらを観劇!!
— 古野あきほ✩あきぽん✩ (@akihofuruno) 2016年8月25日
浅草カルメンでお世話になった劇団ドガドガプラス
「追憶のタキシーダンサー」✨
ゆうきさんのヒロイン今回も素敵だったー♡
知識のない私でも存分に楽しめる内容でした!!ほんと面白かったー! pic.twitter.com/S8mQDv1BHw
浅草へ行ってきました。
— 熊野 晋也 (@shinya7k) 2016年8月21日
劇団ドガドガプラス『追憶のタキシーダンサー』を観劇。
面白かった。
一幕の勢いは団体芸のなせる技なんだろうな。