【下北沢】余白狂想曲/タテヨコ企画【8/24(水)〜8/28(日)】
ストーリー
厳格な父の影響力は姉妹にとっては絶対だった。恋をしても、父の敷いたレールに見合わない相手とはことごとく破談にさせられた。結局、結婚まで至らず姉妹は今も自宅で過ごしている。
その父が突然亡くなった。 姉妹は悲しむよりも先にホッとする感覚があった。
父が亡くなって数日たったある日のこと。訪問者が訪れる。そして驚きの事実が告げられる。
「私、亡くなった父の娘です」と。さらに亡くなった父には幾ばくかの遺産が残っていた。
姉妹の中で何十年かと積み重ねられてきた厳格な父のイメージが、凄まじい音を立て揺らぎはじめる。
隠し子?自称父の娘は、遺産相続の話をし始めた。
《家族》という現代での最小コミュニティーでは一体何が起こっているのか。
血縁という宿命がもたらす《疲弊》に、私たちはどのように向き合っていくのかを、昨今の社会問題の1つとなっている相続制度を基軸にし、「繋がりとは何か」をユーモラスに問う作品。
料金
前売/3,000円(日時指定・全席自由)当日/3,500円
平日マチネ割引/2,800円
小・中・高校生1,500円
大学生・専門学生2,500円
*未就学児童の入場はお断りさせていただきます。
日程
水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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日時 | 8月24日 | 8月25日 | 8月26日 | 8月27日 | 8月28日 |
15:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
19:00 | ◯ | ||||
19:30 | ◯ | ◯ | ◯ |
劇団
1999年2月に横田修(作・演出・美術)と舘智子(俳優)の2人で結成。2人の名前から【タテヨコ企画】と命名。
リアルな関係性に基づいた舞台表現を信条に、俳優のクセや空間の特性までを取り入れた芝居作りをしている。
スタッフ
照明/鈴村淳 音響/中村光彩 舞台美術/小松広容 チラシ写真/神山靖弘 制作/古谷真弓 タテヨコ企画制作部 製作/タテヨコ企画+リクウズルーム タテヨコ企画 The other members/青木シシャモ 市橋朝子 舘野完 ちゅうり 服部健太郎 好宮温太郎 遊佐絵里協力/ (株)三木プロダクション (株)ナノスクエア マックス・プロモート
助成/平成28年度芸術文化振興基金助成事業
劇場
OFF・OFFシアター(東京都世田谷区北沢2-11-8 TAROビル3F)
小田急線・京王井の頭線 下北沢駅 南口 改札の正面
詳しい情報は公式サイトをご参照ください。
口コミ
佐々木透作・演出、タテヨコ企画+リクウズルーム『余白狂想曲』佐々木演出作品はこれで観劇3作目、同じ舞台上で別々のやりとりが重奏する巧みは前作でも目を引いたけれど、今回は遺産相続にまつわる骨肉の争いというメロドラマが色濃いぶん、言葉がつながる瞬間はあれど、むしろ虚しく見えたりした。
— 鈴木 みのり '16 (@chang_minori) 2016年8月24日
余白狂想曲は相続というテーマで創作されていて遺言書が出てくる。で、遺作というものを遺言書と考えると、生きている僕たちはその作品から何を受け取るかだと思う。唐さんは僕は大好きだ。しかし普通の方にはどうにも難しいと映る様子。でも、それを届けようとした蜷川さんの想いに心が揺さぶられる。
— りくう (@reqoo_zoo) 2016年8月25日
リクウズルーム『余白狂想曲』①ジェットコースター🎢演劇だ。ものすごいスピードでたたみかけてくる。その言葉の量もスピードも滝に打たれているよう。でも、難しくない。振り落とされたりしない。家族や遺産相続を扱いながら、実は愛について考える作品。そこに陰謀が蔓延る世界。愛と欲望が渦巻く🌀
— 9k9a9n9e9k9o9 (@9k9a9n9e9k9o9) 2016年8月25日